「今日はずいぶんビールを飲むなぁ」
先輩の営む居酒屋でそう言われたのはシガーロスのライブに初めて行った日。
僕はいいライブを観るといつもより多めのビールを飲む習性があるようで。
昨日もずいぶんとたくさんのビールを飲んだ。
エグかったtoe。
この歳になってこれだけコーフンできる音楽に出会えるってのは本当に嬉しい。
PUNKからJAZZへ
JAZZからフィッシュマンズへ
そうやって渡り歩いて辿り着いたtoe。
まるで静かな場所を探しているようで、
やはり僕が常に求めているのは激しさなのだと思った。
PUNK、聴かなくなったなあ。最初から最後までフルテンの寅さんじゃあ激しさを感じ得ることができなくなった。
やっぱニンゲンの本当の激しさって静けさの中にこそあるのではないのかと思うわけです。
“たぎり屋”ってコードネームもそんな意味からつけました。
誰かになんか言われて「うるせーよ!」って簡単に返しちゃうより、
「へへへ」ってその場では笑って腹に沈めたモンの方がそりゃあ、
燃えてるよな。
正解はない。
メッセージいっぱい込めて「俺はこう思うぜー!」「あんな大人になんかなりたくないんだー!」ってそれもいいけど、ひとり静かに釣り針の先に心を集中させるようなそんな音楽が好き(どんな音楽や)。
それを僕は『衝動』だと思いたい。
ひとりで行ってたし、まだ2回目の目撃であるし、鶴竜はまだ優勝を決めたわけではないし、
静かにライヴ観るつもりだったけど、声出ちゃったな。
toe。
今僕を一番満足させてくれるバンドかも知れない。今日もあるなら今日も観たい。
「メッセージ性のない音楽が好き」
なんて軽々しく言うべきじゃないのかもな。
toeは音がすでにメッセージ性とも取れそうなくらい、そこまでのプレイ。
冷めてるヤツのできるこっちゃないわな。クリフォード・ブラウンと同じだ。
5/26、アメリカ村で。たぎり屋は生き返った。
2年。
たぎり屋初ライブが2016年の夏だったから、そろそろ活動が2年になるんですけど。
この2年ってなんか知らんけど僕には関門で。
未だかつて乗り越えてないんです。
ほとんどがメンバーが抜けちゃって続けられなくなったパターンですが、
そもそもずっと続けるつもりはなかったってバンドもある。
ご存知の人はご存知でしょうがmidnight drinkersが僕の一番気合を入れたバンドでした。
これも2年くらいだった。
結果的にメンバーが抜けて終わったのは事実だけど、その以前から僕が情熱を失いかけていたのもホントのところ。
「行くぜ!」とか「踊りなよ!」なんて言うスタイルが後半とてもしんどかった。無理してた。
だって今、そんなん言うバンド大嫌いだもの(笑)
ちなみにこれはあまりカンケーないかも知れないけれど、彼女とも2年が最長なんだな。
ま、つまりバンドも恋愛も原因は僕にあるってこっちゃ(笑)(泪)
飽きちゃうんだなー
というより新しいことがしたくなる。それが飽きるってことか(笑)
(この先出逢う恋人には絶対見せられない記事だな)
でもね。
飽きないんだわ。
たぎり屋。
まだまだやりたいことが沢山ある。
初めて僕の活動が2年を超えようとしております。
他にやりたいこともあるんだけれども、それは別でやって、たぎり屋企画はまだまだ続けたいと思っている。
ちょうどね、今バンドをやってるのもカンケーがあるのかも知れない。
そのバンドでも色々試せそうだしね。
そんなわけで。
がネクスト次のライブです。
詳細未定になってますけど、出番3番目の20:20頃から。
ピストル天使さん、自転車SO業舎さん、BLONDnewHALFさん、何度も共演させてもらっているバンドさんです。どれもカッコいい。
金曜ですしね。時間と心に余裕を持って、難波の地下へひとつよろしく。
それが無理だって人は
6/25(月)@梅田ハードレイン
こちら、たぎり屋初のトリです。
トリでボウズはちょっとかっこつかないので、どうかひとつよろしくです!
詳細はまたFBページで載せます。
観に行ったライブで美味いビールを飲むのもいいけど、
そろそろ自分のライブの後に美味いビールをたくさん飲みたいと思っております。
さて本日千秋楽。
鶴竜が優勝する場所はすべて観戦してきましたが、今場所初めて観戦していない場所で鶴竜が優勝を決めそうです。
僕はこれを、勝手に『親ばなれ』と呼んでます(笑)