たぎり屋会報

たぎり屋ナヤのお送りする日々の回想、雑文。

2018年01月

昨日は梅田ハードレインでライヴでした。
空席は目立ったけれど、なんとなくフロアの温度がステージに伝わってくるような、そんな時間でした。
多くの人に来て欲しいけど、全然来てくれなくても続けられているのは、この感じがあるからだと実感します。
最近はたぎり屋、そういうライヴができることが増えてきたように思います。
ゆっくりではあるけれど、初ライヴから期間も長くなって来たし当然なのかも知れない。
前回の記事で『積み重ねるだけ』なんて言いましたけど、それって実は一番しんどい道なのな。
何かを変えてうまく行くのなら、誰だってその方法を探したい。
もちろんずっと試行錯誤はして行くのだけど、しんどさは避けられないのさ。
結局歩むべき道は遠回り、でこぼこ道。腹括れ。

昨日は僕以外アコースティックで。
僕も20代の頃は弾き語りをやっていたので、勝手に妙に親近感があったり。
当然当時の僕よりクオリティーは高く、良く考え込まれている。
とはいえ、伝えたいことが多過ぎてギスギスしてる感じ。
もちろんそれもスタイルなので否定はしないのだけど、自分の過去を思い出すというか。
伝えたいことが前にあり過ぎると、聴き手は構えちゃうのなー
普段はふざけたことばっかり言ってる人が、不意に語る言葉の方が説得力あったりするんだよな。
悔しいけど、発言権は決まってそういう人に委ねられる。
「楽しい」が先にないとな。センスだわな。

センスのないたぎり屋は、メッセージ性を皆無にしました。
もう決めてしまわないと、僕の性格上ほど良くは出来ませんでした。
完全に詩です。きれい。おわり。
僕にはこっちの方が難しかった。今も歌詞書くのは大変苦労しております。

その最初の曲が『少年』。
『少年』が先に立って、それをやる為にたぎり屋をスタートさせました。
レスポールを相棒にしてるのも、ストラップを一番長くして構えてるのも、全部この曲のせい。
CDでは『少年』以外テレキャス弾いてます。

昨日、その『少年』の出来が良かったので上げます。


エンディング、めっちゃ気持ちよかったんですけど、このムービーで聴いたらギターでかいね(笑)
ちょうどアンプがカメラ(iPhone)の方向いてるのもあるんだろうけど、一曲目で音出した時に「あ、ちょっとでかいな」と思ったのも事実。
ちなみに一曲目⇒『時間
なかなか難しいもんです。
バンドじゃなくてカラオケですからね、ギター以外は。微調整はギターでしかできないからな。
スタジオでも結構苦労するんですけど、このJC-120ってアンプはほんの1ミリ足らずで音量が大きく変わる。リハと全く同じ音量で出すのは神業に近い。
まあその辺はやりながらの調整もできるんですけどね。まだまだ青いということです。

3月にも梅田ハードレイン決まってます。
4月も昨日決まりました。僕のオススメアーティストにも声をかけて共演になるかも。
そうなればとても楽しみだ!



先日、11時から美容室に予約を入れて、14時からスタジオに予約を入れました。
その微妙な間隔はカレーの為。
最近完全に常連になった難波のカレー屋ばんばんさんへ。うーむ、今ナヤランキング1位かも知れん。
カレー食べ終わってまだ時間が少しあったので、Loftへ行きました。
ちょっとね、イメージするマフラーがあって、ええのないかなーと。
どんなイメージかってぇと、紅の豚なんですね。
実際にポルコが着用しているマフラーは白なんですけど
1007006k-760x463

僕のイメージの中ではベージュなんです(服の色とごちゃごちゃになったのかも知れない)。
ていうのは、昔持ってたんですよね。結構気に入ってたんですけど、どっかでなんかにムカついて捨てて帰ってきたような気がする。どっかでなんかに~ような気がするなんて言いますけれども、全部覚えてますけれども、それはここで言うほどのことでもない。ちゃい。

まあつまり、昔持ってたその捨てたマフラーと同じものが欲しいと思ったわけです。
その当時はポルコと思ってなかったんでしょうな。今のイメージにポルコが付いて来たのはつまり、この冬ずっとフライトジャケットを着てるからだと思います。
何となく空軍が白からベージュ系のマフラーしてるような気がしてならんのです。

まあまあ、そんな経緯で。
めっちゃ近いのに滅多に行かんLoftへ。
マフラー売り場見つけてまずは色で探す。
あった!いや。ベージュと言うには濃すぎる(これもイメージか)。
まあまあ、でもありかも知れない。イメージも大切だが、一番はフライトジャケットに合うかということ。
見ると50%OFFの表示。
ぬぬ!これは完全にありかも知れない。
1月も終わりになると、防寒具はセールになるんだね。
ということはほかのも全部ありではないか!とぐるり見渡す。
結局、その濃いめのベージュに決めた。
タグを見たらイタリヤ製。しかもイタリヤの国旗をモチーフにしたブランドロゴ。
「ポルコやん!」
ここで妙にイメージが絡みついた。
僕はブランド名とか全然知らないので、ひょっとしたらそこそこ名の通ったそれなのかも知れない。
それが半額なので、まあまあお得か。ちなみに定価なら間違いなく買ってない値段(ケチナヤ)。
帰って、喜び勇んでぶら下がってるタグ切り落として見てみると…
驚いたっ!
IMG_0773

ポルコやん!
向こう(作り手)も同じイメージで作ったのか!?
意外なところでイメージが重なってビックリした。

IMG_0776 (3)

ちなみに散髪仕立て。
この度、けっこう攻めました。

そして後ろに不甲斐ない人のサイン。
    mixiチェック

栃ノ心が優勝した。
場所前から調子が良かったそうだが、まさか自分が優勝するとは思ってなかったそうで、初優勝のコメントもインタビューも、月並みな言葉が並んだ。でもそれが相撲の場合、本当にリアルだったりする。
例えばラーメン屋なら。
開店当初は客が全然来なかったのに、今は大繁盛。
雑誌の取材なんかが来て、店主はこう答えるでしょう。
「麺を自家製にしたんですよ。そしたらウチのスープとの相性が抜群に良くなって…」
「インターネットで宣伝を始めたんです。そしたら若い子たちの間で話題になって…」

「栃ノ心は元々押し相撲で、今場所から四つの相撲に変えた…」わけではない。昔から四つ相撲。
僕が相撲を観始めた時から幕内力士だった。それがある日、姿を見なくなった。
あれ?どこに行ったのかな?って思ってたら膝に大けがを負い、四場所休場のち、幕下55枚目まで転落。
大銀杏も結えない。お給金も出ない。付き人すら付かない。
そのどん底から、精神力と努力でまた幕内に戻ってきた。下半身の太さを見れば一目瞭然。
何倍もパワーアップして返り入幕を果たした。

麺を変えたでもない。魔法の調味料に出会ったわけでもない。
ただただ同じことを重ねた。積み重ねた。
できることをできる限りにやった。今までと同じ方法で。

「うれしいです」
「最高です。信じられない」
と言った。その言葉以外にないだろうと思った。

やれる限り努力をすれば、誰もが報われる。
残念ながら、そんな事実は一切ない。寧ろ、報われない人の方がずっと多い。

ただ少なくとも。
栃ノ心はやれることをやれる限りやった。それだけで優勝した。
これは事実。
土俵の神様とか、勝利の女神とか、
いるかいないか僕には知れない。
ただ今場所間違いなく、日本中の力士の中で栃ノ心が一番強かった。
惜しまず積み重ねただけ。
そしてこの道はまだ終わったわけではない。
まだまだ積み重ね続けねばならない。
来場所、大阪で見る栃ノ心はどんなだ?とても楽しみだ。


明日はライブにございます。
スクリーンショット (43)_LI

梅田ハードレインさん。
出番が20:45からとちょっと遅めですので、お仕事の方も是非ともです。

僕はとても運よく、ハードレインのスタッフさんがYouTube見て声をかけて下さったのですが、そうでなくてもハードレインにはきっと出てただろうって思います。
オルタナな音楽の話題に触れる時、間違いなく梅田ハードレインの名前が上がるんですよね。
難波ベアーズも然り。
僕はとてもありがたい環境に身を置いているのだな、と時々感謝します。
共演者の方が毎回素晴らしい!たぎり屋で活動始めて、ハッピーなことの一つです。


さっきスタジオで練習しててね。
余った時間で数年ぶりにハイロウズなんて弾いて歌ってみてたわけですよ。歪ませたレスポールで。

ロマンチックな理由で
ロマンチックな方法で
ロマンチックな結末の
ロマンチックな途中の場面

ハイロウズ『ハスキー(欲望という名の戦車)



これ以上に、いやこれ意外に重要なことなんて他にないよね。
なんて20年前から変わらずに言ってますが(笑)
良くも悪しくも変わらんままに20年。
僕の描く重要性、20年変わらず。
ただ、4行目だけが少し怪しくなってきた…
この4行、一番重要なのはこの4行目だわね。

そうと知り、明日梅田ハードレインのステージに上がります。
ヨロシク!
    mixiチェック

「こういう服が着たい」
とかってみんなどうやって決めるのだろう?
お店をぶらぶらしたり雑誌を読んだりってあまりしない僕は、テレビで誰かが着てるのを見て、とか道ですれ違った人の服を見て、とかでふと閃く感じ。今の髪形も電車の中で見かけた誰とも知らないお兄さんの髪形がモデルです。
ただ、パンツって難しい。
みんなどんなのを穿いてるんだ?って気をつけて見ても、あまり個性的な人はいない。女性はそんなことないのにね。男はまあ7割くらいはジーパンか。それ以外もチノパンとか普通。
元から好きではあるが、最近は軍服に寄っていて、カーゴパンツばかり穿いている。安くてかっちょいい。しかしそれに合う上着がないなーって探して買ったのがALPHAのフライトジャケット。安いカーゴパンツに合わせるために、大枚を叩いた。フライトジャケットも当然軍服。便利でめちゃくちゃ温かい。とても気に入っているのだが、今ミリタリーブームみたいね。特に女性がよく着ている。MA-1を中心に青島君みたいなジャケットも。悪くないね。ただ、軍服着るならいつものファッションメーカーが出すそれではなく、ちゃんと軍服メーカーから選んだ方がカッコイイ。ひと目でわかるよ。

さてパンツ。
Webで探す。あ、これだと思うものがあって、条件を絞ってまた探す。Webでうろうろしてたらユニクロに条件を満たすものがあるのを知り、昨日行ってきました。夜勤明け帰り。
3本大人買いしてもんたよしのりみたいな声の女性スタッフにすそ直しを依頼。タイプの違うパンツだったが、一本のすそ直しでダンシンオールナイ!って言うもんだから従ったら別のベテランスタッフさんができればタイプが違うのですそを合わせて欲しいという。従って再度フィッティングルームへカーテンを閉めたら向こう側でベテランがもんたを叱る声。
なんだか申し訳ない気分になる。

すそ直しに時間がかかるのでその間にカレーにでも行こうと。ちょうどランチタイム。
ずいぶん前に一度行ったきりのカレー屋バンバンさんへ。基本平日昼間のみの営業なので今まで行けなかった。
カレーちょっと久し振りかしら?って店の前まで来ると、その香りに懐かしさを覚える。
今ふと気になって日記を調べてみたら、およよ、2018初カレーだわ。
どおりで体調崩すわけだ(笑)

IMG_0750(Edited)

カレープレート。900円
手前がチキンカレー、奥がダルカレー。
ダルカレー上、右の塊が軟骨キーマ。+100円

バンバンさん、こんなに美味かったっけ?
ちょっと感激して、友だちその他にラインしまくった(笑)
しかもたぶん家から一番近いスパイスカレー屋さん。
あ、今日も行こうかしら?2日連続(笑)

大満足でお店を出てすそ直されたパンツ3兄弟を取りに行って帰って寝て起きたら横綱相次いで負けて鶴竜だけ3連勝。
豪栄道、琴奨菊戦の時。相撲ファンなら誰もが知ってる向こう正面の金色シルクハット、日の丸扇子を振り回すおじいさん。立ち合いの静寂で大声を上げた。
「おーい!ふたりともがんばれー!」
その言葉は何故か胸に迫るものがあった。
僕は言わずと知れた鶴竜のファンです。この先、この横綱より好きな力士が出てくるのだろうかって不安になるくらいに鶴竜が好きです。
ただ、他の力士が全部鶴竜の敵かって、それは全くないです。
白鵬が嫌いな相撲ファンなんてほとんどいないはず。
普段相撲を観ないのに、最近よく話題になるから二人だけ名前を知ってるなんて人もいるでしょう。
その二人に関しても、僕は大好きです。渦中の親方も大好きです。
土俵上の出来事を目撃したくて、相撲ファンをやっているのです。力士達だって人間ですから生活もあれば趣味もある。相撲から離れる瞬間だってあって当然だと思う。ファンですから、興味ないと言えばウソになるけど、土俵上のことに比べたら2%くらいの興味でしかない。土俵がすべてだと言ってしまえると思う。
多くの相撲ファンがそうであるはず。観ない人は知らないでしょうけど、あのまるい枠の中で力士たちが繰り広げているやり取りは、決して単純なことではない。技術技術の応酬。差すか?引くか?その瞬間どこに足を寄せるか?僕より歳上の力士はもう数えるくらいしかいなくなった。全員間違いなくどこかに爆弾抱えて土俵に上がっている。土俵を清めるだけでは飽き足りず、塩を肩や膝にかけたり締め込みに乗せたり、全身全霊で。。。全身全霊だ。
間違いなく土俵上では一対一である。これすなわち、絶対どちらかが勝つ。そうでない方は負ける。それが毎日毎番行われる。
どっちにも勝って欲しい。どちらにも負けて欲しくない。
白鵬を倒すところを誰もが期待するが、白鵬が全勝優勝したら誰も帰らず、賜杯を抱くところを見て惜しみない拍手を送る。
「おーい!ふたりともがんばれー!」
相撲ファンの切なる願いなのです。
お願いなので興味がない人は騒がんでください。それも土俵と関係ないところで。
相撲ファンから相撲を奪わんでください。
話をするなら豪栄道の右の使い方とか、栃ノ心の寄る時の上体の浮き方だとか、そんな話をしようではないか!
それも知らずに不祥事を語ってくれるな。



夜はひとりではしご酒。
買ったばかりのパンツをお召す。
一件目、妙に視線を感じると思ったら…
IMG_0753

おまえか。なんだその顔は(笑)

2件目、入店後すぐに店主に見つけられるニューパンツ。
ハズいやないか!(笑)
帰り際振り出した雨に、傘を貸してくれたので、店主はイイ人です。
    mixiチェック

まあ出不精ですわ。
そりゃあもう。想像を絶するほどに。
家の近くになんじゃかんじゃありますが、まあ引きこもりですわ。

昨日はライヴで。
家の近くの難波ベアーズさん。
リハ終わり、本番まで微妙な時間がある。この時間が昔からニガテ。どうやって潰そうかいつも悩む。
酒飲むことしか知らない男なので、酒飲めない状況(本番前の飲酒、食事はずいぶん前にやめた)では酒場に入ることもできない。
仕方なしに興味もないのにヤマダ電機に入る。
家電新製品なんてそれほど興味ない。例えあったとして買う金ももちろんない。
運よく中古CD,DVDコーナーがあったので、そこで大幅の時間が潰せた。
あとはぶらーりとAVコーナーへ。この流れで行くとアダルトに聞こえるな。アンプとかの方ね。
うちにはもう長年使っているレコードプレーヤーがあるけれど、買う時けっこう苦労したのな。全然売ってなくて。そこそこはええもん買おうと思って行っても安物しか置いてなかったり。まあ、うちのも安物ですけど。
今はけっこう置いてるのな。
人に聞いた話だけど、レコードブームらしくて。
今のアーティスト、けっこうレコード出すんだってね。
CDが売れない分、コレクターな人たちはレコードの方を望むのだとか。
僕も数少ないコレクションのひとつなので嬉しくもある。まあ、あんまり最近のアーティストの音源をレコードでは買わないけれど。
去年コーネリアスもシングルはレコードでだけ発表してた。
へえ!って、今なら買えないけど当時だったら買ってたかも知れない高性能レコードプレーヤーを眺めていた。USBの差込口があったり。おお、なるほど!レコード音源をPCに取り込めるわけだ!これは便利!そんなに高くなかったし、いずれ買うかも知れない。
CDがまあ売れないんだって。僕も一応CD作ってバラまいてはいるけれど、上げたとある若い子に聞いたら、CDを再生する機器が家にないとのこと。そうなんだよなー。若い子はダウンロードなんだわ。
やっぱ形として持っていたくね?って言いたくなるけれど、俺もCDは買うけどPCに取り込んじゃったらまあ聞かないもんな、CDの方は。
アナログ感覚でウイスキーでもやりながら音楽でも聴こうかなってステキな夜は、そりゃレコードの方を回すわな。

たぎり屋、サウンドクラウドにも音源あげてますし、YouTubeにはライヴ映像も上げてます。
どうかどうかCDで!って思いは全くないので、聴きやすい環境で聴いてみてください。
もちろんCDを買ってくれた方、手に入れてくれた方は、誰よりも楽しんでください!一応CDでしか聴けない曲というのも入れてあります。
そして昨日もCDを求めてくれた方、本当に本当にありがとうございました!

次のライヴは1/30@梅田ハードレインです。
Facebookにたぎり屋ページありますのでそちらからコンタクトお願いします!


自宅のPCのWi-Fiが突然繋がらなくなって。
あれやこれややってみましたが直らず、LANケーブル繋いでなんとか凌いでいます。
レイアウト的に部屋の端から端。めちゃくちゃ不便邪魔ふぁっく。

気がつけば、PCがなけりゃ生活できないようなニンゲンになってしまってました。

昨日のライヴも録画してたんですが、途中(それもけっこうな前半)でiPhoneが倒れてしまっていたので、UPはしない予定です。悪しからず!
    mixiチェック

なんやかんやで2018ってか?
2018っツくらァ

こんなにも正月感のない正月は人生初かしら。
今年も無事に…とか
来年に向けて…てか
そんなもんもありゃあまた、正月も大切に思うのかも知れないけれども。
公園の便所みたいにただただ置き忘れられただけのこの身なら
日差しがきつかろうが雪が冷たかろうがそれほどたいしてカンケーはねえわな

そんな正月を終えようとしている1月3日。
仕事から帰ってポストを見たら一枚はがきが入っていた。
たまに母親が思い出したようにはがきを書いてくるので、その類か、と両手にぶら下げた買い物袋を片手で持ちますれば、空いた方の手でもって器用に南京錠を解除する。見覚えのない文字。宛名は確かに俺宛。
まず驚いたのは、すっかり忘れていた。
そうそうこの国には年賀状って文化があったんだっけ。
毎年そんなに出さないけど、忘れたことなんてなかったけど、完全に飛んでた。
で、誰からかと申しますと。
姪ふたり。なんとまあカワイイ。極カワ。高校生と中学生なんてなもんになり腐って、なり腐ってもカワイイ。タマラン。
高校生、中学生にもなると一抹の不安もあったりして、それでも希望に立ち向かうガッツが当たり前にあって。初めて経験する不安に戸惑いはするけれども、なんとかなると腹の中に温い余裕があって。もはや不安も楽しんでいる。
いやはや本人らは否定するかもしれんけれども、そんなもんよ。
自分ではどうもならんこともあると気づくのはきっとまだまだ先。それも成長。知らんままでは大人になれんけど、今はまだ知らん。知らんでよい。そんな過程にある彼女らがめちゃくちゃカワイイ。
たぶん知ったら知ったでもっとカワイイ。その頃俺は何歳だ?カナシイ。



なんか知らんけど、ふと観たくなって。それが2018初映画。(って家でU-NEXTで観ただけだけど)
『スワロウテイル』
10年ぶりくらいかな?すっげえ好きな映画だけどちょっと疲れる作品だしね。そんな観ないわね。
てかもうめっちゃ覚えてるしね。観るまでもないしね、って。。。
全然違う!
え!そんなんなってた!?と。
青い20代の俺が観たものなんてほんとうわべだけで。ああ、岩井俊二の真意はそこにあったか!?と。
この映画は凄いわ。改めて。
メッセージ性はないのかな?あったら嫌だな。
腹の中からマイウェイが出てくるとか(もちろんご存知のように、後の重要なアイテムになっていくわけだけど)、もう詩だわな。
めちゃくちゃストーリーはちゃんとあるんだけど、なくても大好きだろうな。ない方が好きかもな。
渡部篤郎氏の肌がツルツルなのは驚いた。
てか、アゲハが今も大活躍している伊藤歩さんって昨日まで全く気付かんかった(笑)
強烈なインパクトのアゲハと伊藤歩さんとが結びついてなかった。
そういえば伊藤歩さんも、いつか僕がここに書いた『陰のある』女優さんのひとりだね。いい意味でね。『スワロウテイル』のアゲハは『トレインスポッティング』のレントンくらいの威力があるけどね。

ちょっとまた遠ざかってた音楽に、心が向き出して。
求めたのがビートルズだったからこれは長く続きそうで。相変わらずすげえなー。聴きまくってきたはずなのに「え?そんなんなってたっけ?」と。さっきのスワロウテイルと一緒やん。単に俺に記憶力がないだけと違うんか、と。
ビートルズ聴くとなんで長く続くかって、そこからどんどん飛び火するから。
またこれ久し振りの斉藤和義。こんなんなってたっけ?と(笑)
いやいや。和義はね評価低すぎると思う。
いやいや。十分に高いけど、歌うたいとして、シンガーソングライターとしてで言ってるのではなく、もっとアーティストとしての評価が高くてイイと思う。こだわりまくって変な音使いまくってるし、「わーすごいアレンジ!」なんてよくよく聴いてみるとギター一本だったり。かと思いきや必ずアルバムに一曲か数曲、めちゃめちゃチープな音の曲もあったり。わざとなんだろうけど意図は読めん(笑)

そんなこんなで次なるたぎり屋のターゲットが定まった。
あ、こんな曲やろ、と。
年末くらいからちょこちょこメロディーだけは浮かんでて、それをギターで弾いてみるのだけどもうひとつピンと来なくて。
映画でいうと、ストーリーは決まってるけどどんな映像にしていきたいのかが見えてなかった感じ。
それでいうと、たぎり屋はストーリーは重要ではない。映像だけが命。
まあ変な例えだ(笑)判らいでもよい。
そうそう、それでいうと和義って多くの人がストーリーの人だと思っているけど、本当は映像の人なんだな。ちょっとわかったかな?まだわからん?判らいでよい。
そんな映像が定まった感じ。またちょっと金かかるわ(泪)

最近またちょっと本を読むようになっていて、年末に大好きな大好きな木山捷平と内田百閒とが届いたのだけれど。
もうね。血がキャーって騒ぐくらい面白いのね。あーやっぱこの人らの作品が一番好きやなーって嬉しくなって、すかさず、あーこの人ら好きってことはまた俺、浮世から離れて行くなーって悲しくもなった。


そんなあるある話(どこがやねん)の最後。

たぎり屋、初ライブは2018年1月9日(火)@難波ベアーズになります。
ここしか本気になれる場所はないので、ここだけ本気なのです。
ほんとたぎり屋にストーリー性はないです。
映像に気を遣ってはいるけれど、それは用意してはござーせん。
映像を映し出すのは、感じ取ってくれるみなさんに任せてますから。
ほんとお気軽にお気軽に一度きれいなきれいな映像を浮かべに来て欲しいのです。
    mixiチェック

このページのトップヘ